今を去ること100有余年前、時は明治45年4月。
小泉新聞舗の初代所長である小泉順助とその妻リエは、賀茂郡郷田村（現:西条町田口）に、賀茂郡では初めての中国新聞の販売所を開きました。
二人は当時、早朝西条駅まで自転車で新聞を受け取りに行き、郷田村から黒瀬町、呉市郷原の辺りまで、呉街道の左右に分かれて配っていました。
昭和9年に店舗を西条駅前に移します。今では懐かしいこの木造店舗で、以後70年間、区画整理で現在地に移転するまで営業を続けることになります。
現在も地域に愛される販売所を目指してまい進しています。

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